ワンルーム1Rのシミュレーション
実際にワンルーム1R洋室7畳程度の部屋レイアウトのインテリアコーディネートを検討してみます。
シミュレーションとしては、角部屋ではなく、窓はワンルームに2つ、生活スペースとして独立洗面台、バス、トイレ別にあると仮定します。

1、部屋全体のイメージを決めますが、以下の家具インテリアコーディネートを考えます。
姫系、POP
色はピンク、色、赤、青、原色系ですが、今回は茶、黄緑、水色のアースカラー系、
家具インテリアは漫画の世界や絵画の世界に出てくるようなもの
インテリアコーデ例の内観パース

★部屋のイメージを決める事で、最重要項目であるベーシックカラーとアクセントカラーを決めます。
ベーシックカラーとは部屋の大部分の面積を占める色、もちろん、壁の色、床の色も考慮して決定します。
アクセントカラーとはベーシックカラーとともに、自分が好きな色、差し色、視界に入れたい色を決定します。
今回はベーシックカラーに白、アクセントカラーにマルチカラーを持ってきました。
2.趣味、仕事、パーティ等の自分のライフスタイル、家具インテリアの必須アイテムを決定。
部屋で何をするのか、くつろぐだけなのか、仕事をするのか、
自分がどこに座るか、友達、恋人を呼んだらどこに座ってもらうかも考えます。
ライフスタイルの決定
想定される1人暮らしのライフスタイルパターンで以下をチョイスします。
5.ダイニングテーブル+ダイニングチェア+ベッド (料理が趣味で、友達とはダイニングセットでくつろぐ)
次のようにライフスタイルを決めます。
1。1つの洋室をリビングスペース、ダイニングスペース、寝室スペースにわけ、同棲した場合には寝室スペースに一緒に寝るライフスタイルです。
廊下には洋室のカーテンにつながるラグを敷くことで、視界に広がりを持たせます。
ダイニングセットでダイニングスペースとリビングスペース、リビングテーブルとソファでリビングスペースと寝室スペースを区切ります。
2。普段はリビングスペースの2人用ソファでTVを見たり、ダイニングスペースのチェアに座ってくつろぐ事もあります。
3。友達や恋人が来た場合はリビングのソファでくつろぎ、TVを見ますが、同棲している場合は、一緒にリビングのソファでくつろぐもあり、一人がリビングのソファで、もう一人がダイニングスペースのチェアで別々にくつろぐ事も可能です。
4。料理を作って食べる時はダイニングスペースにてとりますが、リビングスペースのソファでテーブルの上に料理を置いて食べることも可能。
5。部屋へ帰り、電気をつけるときは、まずは玄関口の全体の電気をつけるが、くつろぎタイムでは、
ベッド横とソファの後ろの間接照明にする。
部屋のイメージを決定するのは、やはり面積の大きい家具が色と素材で決定させます。
優先順位もそういった家具から決めていきます。
3。コーディネート確認アイテムを決定。
生活に必須の家具インテリアとは別に、部屋のイメージを決定する項目をコーディネート確認アイテムとして設定します。
部屋コーディネートを構成する家具インテリアの面積の大きいアイテム4点と照明インテリア1点をコーディネート確認アイテムに設定

1。コーディネート確認アイテムの色の決定
ベーシックカラーを白、アクセントカラーをマルチカラーに決定します。
1.床 → 部屋の中で一番面積が大きいので、カーペットは、ベーシックカラー、アクセントカラーの白、マルチカラーベースにします。
2.睡眠スペース → ベッドを用意し、ベーシックカラーの白にします。
3.くつろぐスペース → ダイニングテーブル、ダイニングチェアはPOP系をチョイスし、テーブル、チェアの色はアクセントカラーの赤、ソファはPOP系を検討。
4.採光部分 → カーテンはダイニングセットと同じアクセントカラーのマルチカラーにします。
5。夜の照明イメージ → 昼は家具インテリアとしての顔を持ち、夜は部屋の光の陰影が可能なフロアライトをチョイス。
コーディネート確認アイテムを参考に近いイメージの家具インテリアを探します。
色をまず合わせ、模様を検討します。
違う色を検討したい場合はコーディネート確認アイテムの3Dの図で確認します。
1。床:ラグ、カーペット
玄関から窓に続くラグマットはベーシックカラーの白ベースのPOP柄をリビングラグとカーテンと同じようなものにし、サイズで複数揃える事を検討。
ANNA MAT(アンナ マット) 50×80cm

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<チョイスしたポイント>
1マルチカラーがPOPのイメージにあうコーディネート。
2滑り止め加工付き。
3ラグとあい、一人暮らしのワンルームをPOP部屋にする。
床:カーペット
カーペットはベーシックカラー白ベースで、POP配色を検討。
ラグマット ドリームス:140×200cm

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<チョイスしたポイント>
1マルチカラーがPOPコーディネートのイメージにあう。
2防ダニ加工。ホットカーペットOK。
3キッチンマットとあい一人暮らしのワンルーム部屋に統一感が出てオシャレ。
2。睡眠スペース:ベッド
ベッドはベッド台を明度の低い黒を検討し、マットあり、なしかを検討。
合皮レザーベッドフレーム/幅124×長さ214×高さ84(床面高さ24)cm

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<チョイスしたポイント>
1PVC合皮ベッドがPOPのイメージにあう。
2マルチカラーの合皮がオシャレで、フロアベッドが空間を広くする。
3幅124×長さ214×高さ84(床面高さ24)cmのサイズが一人暮らしのワンルーム部屋に最適。
3。くつろぐスペース:
ダイニング3点セット
テーブル、チェアはベーシックカラーの白、赤で、POPのイメージになるよう上品なものを検討。
ダイニングセット イームズチェア 3点セット/テーブル:直径80cm 高さ71.5cmチェア:幅46cm 奥行き52cm 高さ82.5cm 座面の高さ44.5cm

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<チョイスしたポイント>
1リプロダクトだがイームズデザインがPOPコーディネートのイメージにあう。
2テーブル:直径80cm 高さ71.5cmが一人暮らしのワンルーム部屋に丁度良い
3CPがよい。
リビングスペースのソファ
ソファは色がマルチカラーで、POPのイメージになるよう上品な素材、ベッドと同じくらいの高さかどうかを検討。
2人掛けゆったりソファ Continental /137×77×70(SH38)cm

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<チョイスしたポイント>
1マルチカラーのパッチワークがPOPのコーディネートにあいオシャレ。
2137×77×70(SH38)cmがワンルーム部屋にちょうどよい。
3独創的なデザインでCPがよい。
リビングテーブル
テーブルは天板がガラスで、モダンのイメージになるよう上品なものを検討。
ガラス天板のシュールリビングテーブル :幅105×奥行48×高さ34.5cm

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<チョイスしたポイント>
1ガラスの天板がシンプルモダンのイメージにあうコーディネート。
2105cmの大きさがワンルームの一人暮らしのリビングテーブルに丁度良い。
3デスクのデザイン、色と合いワンルーム部屋の統一感が出る。
4。採光部分:カーテン
カーテンはアクセントカラーのマルチカラーベースを検討。
ディズニー [ビンテージバッジ カーテン] ミッキー 巾100x丈201~240cm 2枚セット

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<チョイスしたポイント>
1マルチカラーの配色がPOPコーディネートのイメージにあう。
2配色がソファとあい一人暮らしのワンルーム部屋に統一感が出る
3遮熱・防炎・ウォッシャブル・形状記憶 。
5。照明:テーブルライト
照明は玄関の導線を確保し、玄関、部屋の窓口、顔になると意識して、昼は色とデザイン、夜は陰影がどう出るかを確認してチョイス。色はPOP系の原色系を検討したいです。
バラのステンドグラスランプ/TiffanyStyle

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<チョイスしたポイント>
1。昼は原色のバラのステンドグラスのデザインが玄関をオシャレにし、原色、POPのイメージにあうコーディネート。
2。夜は陰影が出るわけではないが、派手な光がワンルーム空間を包み込む。
3。テーブルライトが玄関から部屋への導線を確保。
2。コーディネート確認アイテムのレイアウトの決定
1。ワンルームにて、キッチン、リビングに区切るためにどのインテリアを使うのか。ソファにてキッチンとリビングを分けるのか、テーブルにてキッチン、リビングを分けるのか。
ダイニングテーブルをリビングスペースとダイニングスペースの敷居にし、リビングスペース、ダイニングスペース、睡眠スペースと並べるレイアウトで広く確保します。
2。窓との関わり方を決定。窓に向かってくつろぐのか、窓の近い所でくつろぐのか、窓の近い所で睡眠するのかを決定しますが、窓にむかい、食事をとり、くつろぎ、睡眠スペースを設けることにし、ダイニングテーブル、TV台、ベッドをレイアウト。
友人が来た時には台所の窓に向かって、食事もする形にして、玄関入ってすぐの間接照明で雰囲気を作ります。
3。ベッドのレイアウトは窓の壁の下に置く形にし、頭の向きは玄関から遠い方に。
4。照明のレイアウトは導線の確保として、玄関とトイレの真ん中をチョイスし、これがダイニングスペースの間接照明も考える。
3Dで見てみます。

この5点が部屋のイメージの色、テイスト、インテリア家具の素材感を決定する最重要項目なので、ここからはじめます。
この5点を決めて、コーディネート確認アイテムとして、その他の生活に必要なインテリア家具アイテムを
このコーディネート確認アイテムとあうかどうかをシミュレーションして、追加していきます。
2、部屋の空間を2次元で考える。
コーディネート確認アイテムをチョイスした後に、最終的に部屋に置く家具、インテリアの配置、レイアウト、コーディネートをどうするか決める。
自分の求める部屋イメージに必要なインテリアはを生活用途別に分けます。
1人暮らしの生活に必要な基本アイテム:ベッド(布団)、冷蔵庫、TV、カーテン、収納棚等
1人暮らしの趣味、仕事、自分のカラーを出すために必要なアイテム:ソファ、ソファベッド、ダイニングセット、照明、カーペット、本棚、机、鏡、オシャレアイテム等
コーディネート確認アイテム以外で必要なものを確認します。
1.冷蔵庫、
2.TV、TV台
3.収納棚2つ(1キッチン収納、2リビング収納)
4.布団、
5.洗濯機
6.オーブンレンジ
コーディネート確認アイテムと上記の生活必須アイテムとをコーディネートしていきます。
1の冷蔵庫はキッチンのシンク隣におきます。
2のTV、TV台はライフスタイルの3の「友達や恋人が来た場合はソファでくつろぎTVを見る」パターンで、コーディネート確認アイテムのレイアウトの決定にて「窓に向かってくつろぐ」事にしたので、リビングルームとしての洋室の窓と窓の間にレイアウトします。
3のキッチン収納は、冷蔵庫前の扉を開けてすぐ右にレイアウト。
リビング収納はベッド裏にレイアウトし、その上に照明をおきます。
4の布団はコーディネート確認アイテムチョイス時にマットレスベッドを購入していれば不要です。
5の洗濯機のレイアウトは部屋の水周りですでに決定してます。
6のオーブンレンジは冷蔵庫の上、もしくは、キッチンシンクの収納に入れます。

部屋のテイストイメージがPOP、姫系のレイアウト実例図
次に平面図を3次元でイメージをふくらまします。
3、部屋の空間を3次元で考える。
コーディネート確認アイテムをチョイスした後に、最終的に部屋に置く家具、インテリアの高さのコーディネートをどうするか決める。
インテリアによって、部屋空間を区切る場合は、コーディネート確認アイテムのチョイスの時点で各スペースの目的を検討しました
各スペースの役割が決まることにより、1人暮らしの部屋のパーツ、窓の高さ、台所の高さ、玄関棚の高さを確認しながら家具、インテリア1つずつの高さをどうするか決まります。
1人暮らしの空間を広く見せるために家具、インテリアをどの位置にレイアウトするのか。レイアウトにはこだわらず、高さで調整するのか、空間の立体感を出すために高さの違う家具、インテリアを並べるか、等を考えます。

部屋のテイストイメージがPOP、姫系の3D実例図
1の冷蔵庫の高さは気にしなくて大丈夫です。
2のTV、TV台は、高さを気にする必要はないですが、あまり高くならないようにチョイスします。
3のキッチン収納は、冷蔵庫の前にレイアウトされ、高さは気にする必要ないです。
リビング収納はベッド裏にレイアウトされ、照明を置き、レイアウトも変更する可能性もあり、1m以下をチョイス。
4.残りの家具インテリアをコーディネート確認アイテムに合うかどうか確認しながらシミュレーション
生活の必須家具インテリアのレイアウト、高さのコーディネートを確認したので、購入シミュレーション
1の冷蔵庫は「部屋のテイストが姫系、POPの3D図」により部屋のPOP系にあうシルバーを検討。
1。冷蔵庫:
冷蔵庫はシルバーで、一人暮らし用の高さ138Lを検討。
パナソニック 2ドア冷蔵庫 (138L)/シルバー

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<チョイスしたポイント>
1。シルバーがPOP系のイメージにあう。
2。138Lの2ドアで、電子レンジが載せられ、一人暮らしに丁度良いサイズ。
3。奥行き580mmがキッチンシンクとレイアウトの前面を揃えられる。
2のTV、TV台はベーシックカラー白をチョイス。
2。TV台としてチョイス
白のFREX フレックス ローボード/ W1200~2145×D398×H380(mm)

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<チョイスしたポイント>
1。白の木製デザインがPOPコーディネートのイメージにあいオシャレ。
2。 W1200~2145×D398×H380(mm)のサイズが一人暮らし賃貸マンション、アパートのワンルーム1R部屋に丁度良い。
3。レイアウト変更可能で白の家具が部屋に統一感が出る。
TV:
TVは価格と相談ですが、ベーシックカラーの白色を検討し、TV好きを想定して外付けHDD対応可能なものを検討。
外付けHDD対応32型シャープアクオスの液晶TV/白

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<チョイスしたポイント>
1。ベーシックカラーの白がシンプルモダンのイメージにあう。
2。32インチの液晶TV。
3。外付けHDD対応で録画した番組をUSBを通してハードディスクに転送可能。
3−1。食器収納
食器棚はキッチンスペースの冷蔵庫隣にレイアウトするので、圧迫感をそれほど気にする必要なく家具インテリアを検討。
白の食器棚ハイタイプ/幅600×奥行380(取っ手含まず)×高さ1780

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<チョイスしたポイント>
1。白がベーシックカラーで、POP系のイメージにあうコーディネート。
2。幅600×奥行380(取っ手含まず)×高さ1780が一人暮らし賃貸マンション、アパートのワンルーム部屋に丁度良い感じ。
3。白の鏡面仕上げがオシャレ。。
3−2。多目的収納:
ベッドとなりの多目的収納棚は、部屋に圧迫感を持たせない収納の為の家具インテリアを検討。
就寝スペースの収納仕切り棚/幅42奥行17高さ51(cm)

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<チョイスしたポイント>
1。ベーシックカラーの白が、POP系のイメージにあうコーディネート。
2。幅42奥行17高さ51(cm)がワンルーム部屋を広くみせたままの役割が大きい。
3。両側から収納できる。
4の布団はベースカラーの白をチョイスして
5の洗濯機ベースカラーの白をチョイス
6のオーブンレンジはベースカラーの白かアクセントカラーの赤をチョイス
5。光の取り入れ方を考える。
照明は、コーディネート確認アイテムにて下駄箱あたりに1つチョイスし、もう1つはベッドの横、もう1つはキッチンの部屋の隅。これで3つの照明が3箇所、部屋のほぼ3隅にあるので、これだけあれば生活ができます。
用意する照明1:(できれば陰影を出す家具インテリア)
床下に置く用途の照明:昼間は家具インテリアとして部屋テイストイメージを決定するフロアライト。
用意する照明2:(できれば陰影を出す家具インテリア)
寝室スペース用の照明:昼間は家具インテリアとして部屋テイストイメージを決定するスタンドライト。
用意する照明3:
くつろぐスペース用の照明:家具インテリアとしては隠す為、部屋イメージに関係ないクリップライト。
1つの部屋で3つの間接照明があれば、生活導線も確保できて、オシャレな空間が完成します。
もちろん、寝る時も電気を消さないようであれば、フロアライト3つでもいいですし、光の陰影を独創的にする為にクリップライト3つでもいいです。
オシャレな照明テクニック1:
照明を視覚的に見えない場所に置く。
オシャレな照明テクニック2:
空間を照らさないで壁を照らす。
オシャレな照明テクニック3:
用意する間接照明の中で1つはラタン素材等で陰影で幻想的な空間を出すものをチョイス。
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